Nick Vujicic

昨日クリスチャンの友達に誘われてNick Vujicicという人の公演を聴きに行った。彼は現在25歳のオーストラリア人。生まれつき手足がない状態で生まれてきた。奇形の左足が器用に動くのでそれで字を書いたり、パソコン打ったり、本を読んだりしているらしい。
熱心なクリスチャン教徒の両親に生まれたが、小さい頃は神なんて信じなかったとか。両親もかなりショックだったらしい。そりゃそうだよね。毎日神様に平和と幸せを願っているにもかかわらず子供が両手足なしで生まれてくるんだから、、、。
Nickも自殺を試みたり、かなりつらい時期を送ってきたけれど、ある日その欠点を長所に思えるようになったんだとか。両手足がなくてもスポーツはできるし、勉強もできるし、生活に支障なく過ごせている。世界中を周って多くの人たちに彼の経験を語って、たくさんの支持を得ている。彼は「両手足がなくてよかった。」と宣言していた。
彼の公演をきいていて、日本の乙武君を思い出した。彼も同じような状態だが、Nickのような器用な左足がないぶん、Nickよりも腕がちょっとだけ長い。
Nickも乙武君も同じ障害(彼らは障害とは思っていない)を抱えながらも前向きに、普通の人(手足がちゃんとある人)以上に楽しく過ごしていると思う。
Nickはクリスチャンなので、昨日の公演はほとんど神について。神がどのように彼を支えてきたのか、神にどれだけ感謝しているかと熱弁していた。私はクリスチャンではないので、神の存在を心のそこから信じてはいないけれど、神を信じることでそれだけ前向きになれるのならそれはそれでありだと思う。
でもNickを見たクリスチャンたちは「神はNickを救った。神のおかげでNickはこんなにもすばらしく生きている」とさらに信仰が強まるに違いない。

なんでも揃っているのは時として人を怠け者にさせる。私もアメリカに来て色々不便な状況に陥ったとき、自分なりに工夫して学ぶことも多かった。贅沢なのも良し悪しだね。

興味のある方はNickのHPチェックしてみてください。

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by orangenurse | 2008-09-04 23:11 | アメリカ生活