勤務3日目

3日目と言っても3日連続ではなく、3回目の勤務。緊張は徐々にほぐれてきたものの、誰かと話す時はいつもドキドキ。朝の6時半に家を出るのですが、まだあたりは薄暗くて月が出ている。夜帰るときも同じように薄暗くて月が出ている、、、なんだか不思議なかんじです。
今日の受け持ち患者は6人。指導者さんの後をひたすら付いて行き、与薬や点滴交換などできそうな処置をやってみる。電子カルテの入力はまだ難しそうに見える。ベテランの看護師はカタカタとリズムよく入力していく。携帯の早撃ちを見ているよう、、、、。
何人かの患者さんやスタッフに「フィリピンの人?」と言われた。ここでは日本人は珍しいらしい。
3回勤務していて思ったのが、基本的な看護ケアは日本と変わらないということ。物や方法がちょっと違うところもあるけれど、患者さんの観察ポイントは一緒。言葉の壁もあるけれど、なんとか通じているので、話す機会を増やしていくうちに言い回しやボキャブラリーも増えてくるはず。

受け持ち患者のうちの1人が午後に亡くなった。急変ではなくて以前からDNR(延命措置拒否)で今日であろうという予測は付いていた。 ここで初めてこっちと日本の大きな違いを感じた。
こっちのDNRは本当に何にもしない(患者がどこまで希望しているかによるのかもしれないけど)。その患者さんは点滴も酸素マスクもなし。体位交換と口腔ケア程度。なんかしてあげたいと思ったけど、何もしないのが患者、家族の希望。患者さんの家族は付き添っていなくて、看護師が電話でそろそろかも、、という電話をしていた。それでも家族の人は来ていなかった。心拍が30くらいになってもだれも患者のそばにいなかったので私が行く事に。病院で誰にも見取られずに逝くのは何だかやるせない。それから数分後に患者さんは息を引き取った。
死亡確認は看護師が行った(日本では医師が行う)。日本では死亡確認後患者さんの体を拭いて、着替えをしてお化粧をして霊安室に送るのですが、こっちでは(ここの病院では)体をふかず、服もとって大きな白い袋に患者さんを入れるのです。TVなんかでFBIとか刑事もののテレビで殺された人を入れるチャックがついた袋のようです(表現力が乏しくてごめんなさい)。
どうやらアメリカでは服を着せたりお化粧したりするのは全部葬儀屋さんのしごとらしいです。
あと、患者さんが亡くなった事を「Expire」という表現を使っていました。「Expire」って聞くと缶詰なんかの「賞味期限」が切れたイメージが強くて、なんとなくしっくり来ないのですが、、、。

私の働いている病棟で亡くなる人がでるのは珍しいらしく、この日の指導者も3年働いて2回しかあたった事がないと言っていたので、3回目の勤務であたった私はかなり貴重な勉強をさせてもらいました。

今日はずっと立ちっぱなしで、家に帰った後かなり足がむくんでました、、。TOEFLがせまっているので、勉強しなくちゃいけないんだけどなんだかやる気が、、、、。明日はお休みなので少しは勉強したいと思う。
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by orangenurse | 2007-08-31 11:32 | ナース生活