怖いね。

病院で働いているといろんな患者に出会う。最近は患者の顔を見て「アー、薬やってるなー」とか、「タバコとか酒におぼれて生活が荒れてるなー」っていうのが分かるようになった。
分かるも何も、そういうのは顔に出るんだって事を実感しました。

先週、DKA(血糖値が高くてこん睡状態になること)で来た56歳の女性の患者さんがを持ったのですが、その人はアル中の既往歴があって15年前にお酒を断ったにもかかわらずもう肝臓はボロボロ。何よりも驚いたのがその人の顔。80歳かと思うくらいの老け顔で見舞いに来たお母さんの方(73歳)が断然若く見えるくらい。血中のアンモニアも上がっていたので不穏になって失禁、点滴抜去してばかり。もう手がかかって仕方なかった、、。

おとといは46歳のDrug overdose(麻薬中毒)で来た女性。自分で注射を打っていたのですが汚、い注射針を使いまわししていたので血液に菌が入ってしまいました。腕には注射のあとが一杯で、皮膚もボロボロ。顔もげっそりやつれてお化けのよう。
抗生剤の点滴が必要なのですが、薬を打ちすぎて使える血管がほとんどなし。患者は「点滴ヤダ!注射ヤダ!医者呼べー!!」と叫ぶし悪態つくし手に負えず、、、。すぐに言われたことをやらないと「うそつき!!」って怒鳴り散らすし、朝からそんなんで私のやる気も思いっきり下がったわけです。

やっとの事で点滴が入ったら今度は「外に行っていい空気が吸いたいんだけど、いい??」って。その点滴使ってまたヤクをやるってことがバレバレ。

この間は別の患者が部屋でもらった痛み止めを粉にしてあぶろうとしてたところをナースに見つかった事もありました。うちの病院は全個室なのでそれを利用してこそこそ怪しいことをする患者もいるんです、、、。考えらへない。

麻薬の常習犯は本当にたちが悪いです。麻薬系の痛み止めをもらうために平気でうそもつくし裏切るし。
こんな人たちがベッドを占領していると思うと許せない。悲しくなります。

タバコや酒、薬におぼれている人たちはみんな同じ顔をしてます。眉間にしわがよって、顔は老けていつも不安な顔をしている。
そういう人たちには計り知れない苦労やつらいことがあるのかもしれませんが、そういうものに頼りすぎちゃだめですね。

怖いねお酒もタバコもドラッグも。
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by orangenurse | 2010-02-26 00:58 | アメリカ生活